非鉄金属本部

出典

(アニュアルレポート2007より)

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当本部の強みは、コスト競争力のある優良資源案件(銅・アルミ)が実を結ぶ一方で、川中・川下分野の子会社の強化に着手していることです。

当本部では、非鉄資源分野での事業投資とトレーディングを強化し、持続的に成長するための戦略を立案しています。具体的には、(1)資源分野の優良案件のさらなる収益拡大と新規案件への参画、(2)地金トレーディング分野における現物取引・デリバティブ取引(先物など)・ファンド取引の強化・拡充、(3)バリューチェーンの川中・川下分野での非鉄製品・アルミニウム二次合金取引のさらなる強化、(4)R&Dとして初期段階からの探鉱・開発案件の推進、といった4つの切り口から、銅・アルミニウム・貴金属・レアメタルなどの主要非鉄金属関連ビジネスに取り組んでいます。

当本部の2008年3月期の重点課題としては、エスコンディーダ銅鉱山(チリ)など既存案件における収益の最大化を図るとともに、将来の資源を確保するため、銅・ボーキサイト探鉱といった初期段階からの取り組みやアルミナ精製事業への参画検討があげられます。また、貴金属についても、探査段階からの優良案件発掘に着手しています。地金トレーディングについては、機能強化のために、2007年4月に非鉄トレーディング事業ユニットを新設しました。現物取引、デリバティブ取引といった複合機能を持つ拠点を東京・ニューヨーク・ロンドンで展開する一方で、グローバルベースでのリスクマネジメントの一元管理体制を構築し、より高度で付加価値の高いトレーディングを実施していきます。非鉄製品取引に関しては、2006年10月より当社の子会社となった金商を軸に、国内外での収益基盤強化を目指します。アルミニウム二次合金取引においては、高い技術力を有する日本軽金属との合弁企業である日軽エムシーアルミを軸に、日本はもとより、アメリカ・タイ・中国でさらなる事業強化を図っていきます。レアメタルは、今や技術革新を支える必須の原材料と位置づけられており、2006年4月より非鉄事業開発ユニットという専門組織を発足させ、新たな資源確保とリサイクル事業を検討しています。

BRICsを中心にしたアジア・東欧・南米といった発展途上地域で資源需要が増大し、市況が高騰したため、非鉄資源案件への投資収益を中心に2007年3月期には利益倍増を達成しました。今後も安定した収益を確保する基盤を構築し、強化していくことを目標としています。

関連情報

モザール・アルミ製錬所
モザール・アルミ製錬所(モザンビーク)における社会貢献プロジェクトにより、学校・医療機関・文化施設などの建設が進んでいます。

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