競争力の高い優良な資源を保有しているのみならず、日本向けを中心とした長年にわたる販売活動を通じて蓄積してきた知見を有します。
当本部は、原料から製品への金属のバリューチェーンの中で川上分野を事業フィールドとし、製鉄用の主原料である原料炭や鉄鉱石、ステンレス原料であるニッケル・クロムを取り扱っています。またエネルギー資源関連では従来の発電用一般炭の取り扱いに加え、ウラン資源投資への取り組みを開始しました。石炭や鉄鉱石をはじめとする資源投資を収益の柱とするものの、優良な資産を保有する強みを活かしたトレーディングの強化にも力を注いでおり、2006年4月1日付で設立した100%出資の販売子会社・エムシーリソーストレードと一般炭事業ユニットを中心に事業展開を図っています。
世界の粗鋼生産量は8年連続で増加し、2006年には12億トン台を記録しました。粗鋼生産は今後も需要が旺盛な中国を中心に安定的に拡大すると見込まれており、原料炭や鉄鉱石といった製鉄用原料も引き続き事業拡大が期待できる環境にあります。そのような環境を踏まえ、オーストラリアにおいてはBMAの生産能力を従来の4,800万トンから5,800万トンに引き上げる拡張工事を4年間にわたり実施しました。また、アジアやアメリカを中心として電力需要の拡大が見込まれており、一般炭やウランといったエネルギー資源への取り組みも強化しています。具体的には、一般炭のオーストラリア・クレアモント炭鉱の開発を決定しました。
高い成長率の持続が見込まれる事業環境の中で、優良案件への参画の機会を確保することはますます難しくなってきていますが、既存保有案件の拡張や探鉱による新たな資源確保など、引き続き優良案件への積極的な投資を継続していく方針です。また、さらなる成長とより安定した経営の実現に向け、事業領域や地域の多様化などポートフォリオの最適化を推進していきます。
BMA