当グループの2007年3月期は、連結純利益832億円と2006年3月期を大きく上回り、4期連続でグループ最高益を更新しました。
これはダイヤモンドシティ株式およびいすゞ株式の売却益も大きく寄与しておりますが、世界的な好況を背景に、大型プラント商談や自動車関連事業が好調であったことも大きな要因です。具体的には、アセアンおよびロシアでの自動車関連事業、アジア・中東・欧州・中南米での発電プラント商談、中東他での交通システムプロジェクト、国内外における産業機械販売・建設機械レンタルビジネス、および防衛関連ビジネスなどが好調でした。また、船舶や鉱山機械商談も堅調な伸びを示し、収益に貢献しました。
加えて、国内工場向けに電力・蒸気の供給を行うオンサイト発電事業や海上での石油・ガス生産・貯蔵設備(FPSO)事業などへの取り組み、さらには商業施設開発や不動産証券化といった開発建設ビジネスなどホップ期間(2005年3月期~2006年3月期)に取り組んだ数々の施策の成果も実を結びはじめています。
また、さらなる成長を目指して、アジアにおけるIPP事業会社OneEnergyを通じて着実にIPP資産を積み増し、さらには、自動車ビジネスにおいてスペインの販売会社に追加出資するなどビジネス拡大のための投資を実行しました。また、中国・チリなどでの大型CDM案件の開拓を進めて排出権取得を実現するなど、環境関連ビジネスにも進展がありました。
2007年4月の組織改編に伴い、これまで当グループで取り組んできた開発建設およびエアラインビジネスが新産業金融事業グループに、また、排出権、環境・水、バイオ燃料関連ビジネスがイノベーション事業グループに移管されました。新たな組織のもと、目標達成に向けて一丸となって取り組んでいきます。
2008年3月期も世界的に好況で推移すると予想されます。当グループは資源市況に大きく左右されない安定的な成長を目指します。具体的には、海外IPP分野や自動車事業分野に投資を計画しており、これら重点分野に積極的に経営資源を投下することにより収益基盤の拡大を図り、中長期的な成長を目指します。
2008年3月期の業績見通しは、連結純利益450億円を見込んでいます。