商社業界の中で、当本部の食糧商品(トウモロコシなど飼料原料、小麦、油糧種子、砂糖、澱粉類、食肉製品など)の取扱量は、常にトップクラスです。
食糧本部では、食の安定供給、食の安心・安全志向に対するニーズに的確かつ迅速にお応えするため、農産物の生産・収穫の現場から集荷・輸送・加工、製品の流通までを一貫管理する供給体制の強化に日々励んでいます。当本部は、アメリカとオーストラリアにそれぞれAGREX、RIVERINAという地域拠点子会社を設けて農産物の集荷を行い、トウモロコシをはじめとする飼料原料、小麦・大麦などの穀物、大豆・菜種・ゴマなどの油糧種子、砂糖、食肉などの原料を加工メーカーに供給し、これらの製品をさらに二次加工食品メーカーなどに販売する業務に取り組んでいます。
近年、世界各国では、植物をもとにした代替エネルギーに対する需要と関心が高まっており、世界規模で食糧の需給逼迫や価格の高騰を招いている一方、国内では製品のデフレ基調が依然として続くなど、食糧供給体制にかかわる事業環境は変化しています。
そのような環境下、安全で競争力のある原料を確保するため、アメリカ、オーストラリア、ブラジルなど産地側での情報ネットワークの充実や集荷事業の強化、加工拠点の増強に取り組みます。一方、海外の需要地側では、人口増加と経済成長を背景に消費市場の拡大を続ける中国や東南アジア地域を中心に、取引の拡大と加工事業の展開を図っていく方針です。
また、国内では、日本食品化工、日東富士製粉、日本農産工業などの原料加工分野のグループ企業との連結経営体制を強化し、「食の安心・安全」、環境問題、トレーサビリティへの取り組みを推進することで、需要家や最終消費者のニーズを満たすモノやサービスを迅速に提供できる供給体制を構築していきます。
TH FOODS