グループCEOメッセージ

出典

(アニュアルレポート2007より)

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新産業金融事業グループ

新グループ発足について

新産業金融事業グループは、2007年4月1日付で、新機能事業グループが発展的に再編されて発足しました。具体的には、金融・物流関連部門に、機械グループから開発建設プロジェクト、エアラインビジネス、国内自動車リース関連部門が加わりました。その結果、投資金融事業本部、産業金融事業本部、開発建設プロジェクト本部、物流サービス本部の4本部とグループスタッフ組織からなる、人員約450名、総資産約7,000億円(2007年3月時点)を有するグループが誕生しました。

総合商社では、「金融」をこれまで機能、あるいはツールとして商流の中に組み込んで捉えがちでした。しかしながら「金融」を巡る環境は大きく変化し、新しい金融ビジネスの可能性が拡がっています。不動産投資信託(REIT)のように、総合商社が得意とする「モノ」(例えば不動産)に「金融」を結びつけたアセットファイナンス事業はその一例です。こうした動きを捉えて、幅広い産業との接点やグローバルベースでのネットワークを有する当社では、「金融」を『INNOVATION 2007』のステップ期間の2年目以降の成長戦略における全社推進分野の一つと位置づけ、人員や資産などの経営資源を重点的に配分して展開していきます。

新組織ベースで換算した2007年3月期の当グループ連結純利益は318億円となりました。これはダイヤモンドシティの株式売却益に加えて、不動産関連ファンド事業や、航空機リース事業、2006年4月に設立した三菱商事ロジスティクスをはじめとする物流事業が好調だったことによるものです。

グループ戦略および2008年3月期見通しについて

新グループ発足1年目の2008年3月期は170億円の連結純利益を目指します。2007年3月期の連結純利益はダイヤモンドシティ株式売却益を除くと105億円であり、これを基準とすると前年比65億円(約60%)の増益となります。これは、主に不動産関連収益、リース関連収益の増加によるものです。

これまで先駆者として業界をリードしてきた不動産金融事業などの既存事業の強化はもとより、当社の強みであるモノや産業への知見と金融を融合させた商社型産業金融事業を、当グループと他営業グループとの連携を従来以上に強化していくことでより一層推進し、成長を図っていきます。具体的には、産業用不動産を投資対象とした新しいタイプのREITや、インフラ施設を投資対象とするインフラファンド、医療機関向けの債権などを投資対象とするヘルスケアファンド、サウジアラビアなど海外におけるリース事業展開などがあげられます。

このように2008年3月期は、将来に向けた収益基盤の拡大を目指して分散を図りながら資産の積み上げを行っていくと同時に、注力すべき案件の選択と集中による経営資源の再配分も検討します。


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