機能化学品本部

出典

(アニュアルレポート2007より)

関連リンク

化学産業の川中・川下分野において、原料・素材から部品・最終製品に至るまでのバリューチェーンを展開しています。

当本部は、包装資材・建材・塗料・自動車・OA電子機器などに使われる原料・素材から部品、最終製品に至るまでの取引・事業投資を担当しており、いずれの分野においてもバリューチェーンはグローバル化しています。例えば包装資材分野では、中東で生産された樹脂が中国でレヂ袋などに加工され、日米などの先進国で消費されています。また自動車・OA機器・液晶TV分野では、日本国内メーカーをはじめとする最終製品メーカーが中国・インド・東欧・メキシコなどへの進出を加速する一方、部品メーカーの海外展開も拡大しており、海外取引が主流となっています。

このような潮流の中において、当社のビジネスチャンスはますます拡大しており、当本部は“顧客対応力を起点としたグローバルなバリューチェーンの強化・拡大”を基本戦略として取り組んでいます。

この基本戦略に沿って2007年3月期は、電子材料分野でのバリューチェーン強化策として半導体・液晶パネルに使用されるELケミカルの生産を行っているラサ工業の台湾子会社へ出資、また、携帯電話などに使用されるキーパッドの世界最大メーカーである香港の大洋社への出資を行いました。自動車分野では塩ビ代替・ゴム代替で使用量が拡大しているエラストマーコンパウンドの生産販売会社をリケンテクノスと合弁でアメリカ・ケンタッキー州に設立し、2007年7月には工場が稼働開始しました。

また、砥石およびその原料である研磨剤分野においては、昭和電工との合弁の中国研磨剤事業に加えて、川下分野の強化策として、レヂノイド砥石製造としては国内最大手の日本レヂボンの株式を追加取得し、同社製品の世界各国での販売拡大を目指すなど研磨剤・砥石バリューチェーンの強化を図っています。

加えて、当本部がサウディ石油化学への出資を通じて参画しているサウジアラビアでの石油化学事業は包装資材・フィルム・PET樹脂分野のバリューチェーンの川上の原料ソースとして最も重要な事業ですが、現在、2009年3月期後半の完成を目標に第三次増設工事を進めており、完成後の年間生産能力はエチレン 250万トン、ポリエチレン160万トン、エチレングリコール150万トンと単一工場として世界最大、エチレン生産能力ではほぼ日本の生産量の3分の1に相当する規模となります。また、安全面でも1993年来無災害運転を継続中であり、増設完了後は従来の主要マーケットである中国・東南アジアに加え、欧州マーケットの拡大を目指し、現在Pre-Marketingを進めています。

当本部はこれら主要事業の強化をさらに進めるとともに、それぞれのバリューチェーンにおいて顧客対応の最前線を担う三菱商事プラスチック・三菱商事ケミカル・MC山三ポリマーズ・富士産業・吉比化成といった子会社・関連会社との連携を強化し、より高い目標に向け挑戦していきます。

関連情報

エラストマーコンパウンド工場
アメリカ・ケンタッキー州にエラストマーコンパウンド工場をリケンテクノスとともに設立しました(2007年7月より稼動)。エラストマーコンパウンドは軽量であり、リサイクルも容易なことから日系自動車メーカー向けを中心に塩ビ、ゴム部材からの代替需要が期待されています。

現在地

現在のページは HOME>事業紹介>化学品グループ>機能化学品本部 です。

ローカルメニュー

クローズアップコンテンツ

このサイトについて

このページの先頭へ