三菱商事は、法令・定款に適合し、かつ、適正に業務を遂行するために、以下のとおり内部統制システムを構築・運用し、継続的に改善・向上に努めています。
社長は、経営の基本方針を示し、具体的な経営目標を定めるとともに、経営計画を策定して効率的に目標の達成に当たり、達成状況を常時フォローアップします。
経営目標を最も効率的に達成するよう柔軟に組織編成を行い、適材を配置します。組織の指揮命令系統を明確にし、目標達成に必要な範囲で各組織の長および所属員に権限を付与し、随時報告を求めています。
コンプライアンス、すなわち、法令を遵守し、社会規範に沿った行動をとることを職務遂行における最優先事項と位置付け、企業理念をはじめとする社内諸規程を制定し、さらに、コンプライアンスに関し特に留意すべき事項を定めた役職員行動規範を制定し、周知徹底を図っています。
コンプライアンスを推進するために、チーフ・コンプライアンス・オフィサーを統括者とする社内横断的な体制を構築し、内部通報制度も設け、課題の把握と情報共有に努め、研修の実施など予防・是正措置を講じています。
職務遂行に伴うリスクについては、リスクの類型を定め、類型ごとに責任部局を設け、リスク管理のための方針・体制・手続を定めています。新たに発生したリスクについては、速やかに責任部局を定めて対応します。
個別案件の取組においては、担当部局の責任者が、全社的な方針・手続に沿って、案件ごとにリスクとリターンを分析・把握の上、所定の決裁権限に従って意思決定を行い、推進・管理しています。
個別案件ごとのリスク管理を行うほか、定量的に把握可能なリスクについては、当社としての全社的なリスク状況を把握し、必要に応じ見直しの上、適切な管理を行っています。
財務諸表の適正かつ適時な開示のために、会計責任者を置き、法令および会計基準に適合した財務諸表を作成し、開示委員会での討議・確認を経て開示しています。さらに、財務報告の信頼性を一層高めるために、米国企業改革法レベルの対応を目標に、財務諸表作成のプロセスを文書化し、評価・改善を行う作業に着手しています。
職務遂行に関する情報については、管理責任者が、内容の重要度に応じて個々に情報を分類して利用者に取扱いを指示し、情報セキュリティの確保および効率的な事務処理と情報の共有化に努めています。
管理責任者は、法定保存文書および会社が定める内部管理上の重要な情報については、所定の期間保存します。定めのない情報については、管理責任者が保存の要否および期間を定め保存しています。
子会社・関連会社ごとに管理担当部局を定め、毎年、各社の業績や経営効率などを定量的に把握し、さらに、コンプライアンスやリスクマネジメントなどの定性的な課題についても把握に努めています。
子会社・関連会社に対しては、役員派遣、合併契約締結、議決権行使などを通じて、改善のための意思表示を行い、連結ベースでの企業価値向上を目指しています。
各組織では定期的に自らの責任において職務遂行の点検および改善を行っており、加えて、各組織の職務遂行をより客観的に点検および評価するために、内部監査組織を設置し、定期的に監査を行っています。
監査役は、取締役会および重要な経営会議に出席して意見を述べるほか、取締役・使用人などと意思疎通を図って情報の収集・調査に努め、取締役・使用人等はこれに協力しています。
一定額の損失発生や重大な問題が発生するおそれがある場合は、担当部局の責任者は所定の基準・手続に従い、速やかに監査役に報告しています。
監査役の監査の実効性を高めるために、監査役の職務遂行を補助する組織を設置し、職務補助者の評価・異動などの人事に際しては、監査役の意見を尊重するなど、独立性の確保に留意しています。
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