企業の社会的責任(CSR)

三菱商事の企業理念である三綱領(所期奉公、処事光明、立業貿易)は、社会や環境との共生の視点を持ちながら時代に即したビジネスを創造していくことを謳っており、事業活動や人・社会・環境への配慮など、三菱商事が企業の社会的責任(CSR)を果たす上での拠り所となっています。

企業は本業を通じた企業価値の向上は勿論のこと、社会が抱えるさまざまな課題の解決に向けて、「社会に何をもたらすために存在するのか」という命題に対しても真剣に向き合っていかなければならないと考えています。

CSRへの取り組み

三菱商事では「社会・環境委員会」(委員長:上野副社長執行役員)を設置し、CSRの重要課題である地球環境問題や社会貢献活動などについて議論を行っています。また、社会・環境委員会の下部組織として「CSRタスクフォース」を設け、社内関係各部の情報共有を図るとともに、啓発活動・実態把握・情報開示など重点施策について検討を行っています。

図:環境マネジメント(EMS)推進体制/CSR推進体制(拡大)

地球環境問題への取り組み

写真:ケニアでの熱帯林再生実験プロジェクト
写真:沖縄でのサンゴ礁保全プロジェクト

三菱商事は、1996年に「三菱商事環境憲章」(当社ホームページ御参照)を制定し、「地球環境に配慮しない企業は存続し得ない」との基本理念を定め、持続可能な社会の実現に貢献するため地球環境問題に積極的に取り組んでいます。「環境問題への適切な対応」は経営管理上の重要項目であると認識しており、環境マネジメントシステム(EMS)実践のためのツールとしてISO14001を活用しています。ビジネスの面においても、持続可能な社会の実現に向けて、再生可能エネルギー(太陽光発電、風力発電、燃料電池、バイオマスなど)、廃棄物処理、リサイクル、排出権取引など多岐にわたる環境ビジネスに積極的に取り組んでいます。また、「熱帯林再生実験プロジェクト」や「サンゴ礁保全プロジェクト」を通じ、生物多様性保護にも貢献したいと考えています。加えて、三菱商事米州財団や三菱商事欧州アフリカ基金を通じ環境保全活動の支援を行っています。

社会貢献活動への取り組み

写真:母と子の自然教室
写真:インドでの太陽光発電ランプ寄贈

三菱商事は、企業理念である三綱領を拠り所に、本業をとおして社会的な課題の解決に貢献し、地域社会や国際社会とともに真に豊かな社会の実現を目指していくことが重要だと考えています。1973年には「社会環境室」を設置し、社会貢献活動への取り組みを強化。以来、「グッド・コーポレートシチズンとしての自覚を持ち、地球的視野から社会に対して幅広い貢献活動を行う」との基本理念のもと、「社員参加」「継続」「グローバルな展開」を基本方針とし、さまざまな社会貢献活動を行っています。例えば2007年3月期には、東京都のひとり親家庭の母子を招待する「母と子の自然教室」(1974年から継続)、インド貧困地域への太陽光発電ランプ寄贈やモロッコ国立病院への救急車寄贈などの「地域貢献施策」を実施しました。制度面では、「ボランティア休暇制度」を継続するとともに、社員のボランティア活動への参加回数に応じて会社が寄付金を積み立てる「MC Volunteer Activity!」により、各自のボランティア活動を支援しています。

外部評価

三菱商事はこれまでのCSRへの取り組みと情報開示における透明性を評価され、イギリス・Financial Timesとロンドン証券取引所の合弁会社であるFTSEの代表的な指標である“FTSE4Good”、アメリカ・Dow Jonesの“Dow Jones Sustainability Indexes(DJSI)”、日本・モーニングスターの“MS-SRI”など世界的な社会的責任投資(SRI:Socially Responsible Investment)のインデックスに組み込まれています(2007年7月現在)。

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